実施設計の完了検査が終わりました。
この物件は、構造計算書の手順を外部の構造設計事務所の方々に教えてもらいながら、
初めて構造計算を行った物件です。
この物件には設計要領があり手順通り行えばよいのですが、
私にとって初めてのことばかりで、
構造計算書一式を作成するまでに時間がかかりました。
多くの方々に教えてもらい、確認申請・完了検査を通ることが出来ました。
関わっていただいた方々、誠にありがとうございました。
小澤
沼津市の現場に何回目かの試験杭の立ち合いに行ってきました。
これまでの掘削により、おおよそ15~20メートルの層に
石がゴロゴロあることが分かっています。
石に当たらないことを祈りながら掘削していきます。
その深さになるとオーガーが揺れるのを目視で把握でき、
石に当たっていることが見て分かりました。
しかし掘削機を微調整にしながら進めていき、
オーガーのずれは許容範囲内で収まり、
無事真っ直ぐに掘削することが出来ました。
オーガーをあげてみると刃に石が挟まっていました。
オーガーが曲がらなくて良かったです。
杭も高止まりや偏心することなく入りました。
先月にから始まった試験杭はようやく終わることが出来ました。
現場の皆さんお疲れ様でした。
小澤
試験杭の立ち合いで現場に行ってきました。
2本の試験杭を行う予定でしたが、
掘削の段階で石にぶつり、孔のずれがひどくなってしまいました。
計4回の掘削を行ったのですが、
機械が石に当たり、杭の高止まりや掘削孔の偏心が大きくなってしまいました。
結果、杭が打てず工事を進めることが出来なくなりました。
工事を進めるためには
地中で邪魔をしている障害物の撤去を行わないといけないのですが、
この作業だけで半年以上かかってしまいます。
他の場所が打てるかどうか白黒つけるのも
地盤を荒らしてしまうので難しいとのことでした。
上司も長年やってきてはじめてのことだそうです。
何十メートルも下の地中のことなので、
何が埋まっているのか掘ってみないと分からない。
地盤を推測することの難しさを知りました。
小澤武蔵
木造建築物の時刻歴応答解析ツールWallstatの講習会に行ってきました。
木造の建築物に触れる機会がなかったため、扱えるのか不安がありました。
3Dモデルを作成していきましたが、簡単に入力していくことができました。
もちろん、細かいところを追求すればより実物に近い建物の性能がわかると思いますが、
とりあえず最初にしては十分なものができました。
揺らしてみると壊れていく過程が簡単に見ることができ、
建物の損傷具合が目に見えてわかりました。
部材等を変更しても比較が簡単に行えました。
フリーソフトでこのようなことができるのは驚きです。
構造分野はどのくらいの耐震性能があるのか伝えるのが難しいところがありますが、
このように実際揺れているところが見られたら、とても分かりやすいなと思いました。
小澤武蔵
久能山東照宮 夜間特別拝観 【天下泰平の竹あかり2022】行ってきました。
コロナ禍前に2回ほど開催していた際も2回ずつ行きましたので、今回で5回目。
国宝の東照宮がライトアップされて、漆・金が輝いています。
2年程で造られ、何十年かごとに装飾を改装しながらこの美しさを維持している
日本の文化・徳川家のすごさを感じます。
改装の際、現在はロープウェイで材料を運んでいると聞きますが、
1159段(いちいちごくろうさん)の階段が当時出来ていたのか、
山を登って材料を運び込んで造った江戸時代の人達の体力・気力・知恵に感動します。
昼間とは違った 東照宮の美しさを堪能した秋の夜でした。
熊切 早苗