試験杭の立ち合いで現場に行ってきました。
2本の試験杭を行う予定でしたが、掘削の段階で石にぶつり、孔のずれがひどくなってしまいました。
計4回の掘削を行ったのですが、機械が石に当たり、杭の高止まりや掘削孔の偏心が大きくなってしまいました。結果、杭が打てず工事を進めることが出来なくなりました。
工事を進めるためには、地中で邪魔をしている障害物の撤去を行わないといけないのですが、この作業だけで半年以上かかってしまいます。
他の場所が打てるかどうか白黒つけるのも、地盤を荒らしてしまうので難しいとのことでした。上司も長年やってきてはじめてのことだそうです。
何十メートルも下の地中のことなので、何が埋まっているのか掘ってみないと分からない。地盤を推測することの難しさを知りました。
小澤武蔵